サーキット名はマリーナベイ・ストリート・サーキットで、コースは公園の一部をGPの時期のみ閉鎖して仮設したコースとなっています。F1初のナイトサーキットが開催され、照明設備に大変苦労したが、イタリアの会社が最先端の照明システムで大成功へと導きました。ナイトサーキットにしたのは、ヨーロッパ諸国とシンガポールの時差が7~8時間ほどあり、ヨーロッパ諸国のファンの観戦しやすい時間に合わせているそうです。サーキットとイルミネーション、高層ビル群とのコラボは、他では体験できないサーキットとしてはシンガポールのナイトサーキットがおすすめです。F1ツアーを取り扱っている旅行会社も多数あるので、海外旅行に不安を感じている人にも利用しやすいと思います。各ステージではイベントが開催され、サーキット初心者の方でも常にテンションマックスになること間違いなしです。
シンガポールF1GPのマリーナベイ・ストリート・サーキットについて
設立は2008年です。シンガポールのF1GPはアジアでは、日本、パシフィック、マレーシア、バーレーン、中国に次ぐ5番目の開催となります。コースの全長は5.063mで周数は61周の反時計回り、全部で23コーナーとなっています。レースは2時間近くにも及ぶので、戦略と体力が勝敗を分ける戦いとなります。ストレートが少なく、最長でも832mなのでエンジンへの負担は少ないが、コーナーが多いためブレーキとタイヤへの負担は大きいのでタイヤマネージメントは必要不可欠となってきます。一般道を利用しているのでサーキット専用とは違い、道幅が狭かったり橋があったり、マンホールや白線等の障害物がレーサーにとって障害物となります。このようにマリーナベイ・ストリート・サーキットは、1秒たりとも目が離せないサーキットです。
シンガポールのF1GPのサーキット以外での楽しみ方
シンガポールのF1GPは、レース観戦以外でもお祭り騒ぎで休ませてはくれません。各ステージでの豪華アーティストによるライブも見所の一つです。サーキットの中心にはとても有名な観覧車があり、最大28名も乗れるゴンドラで上空からコースを眺めて楽しむことが出来ます。ナイトレースでは、チェッカーフラッグが降り下ろされると同時に花火が打ち上げられるので、シンガポールの夜景とサーキットと花火という最高の絶景を拝むことができます。注意したい点としては、マリーナベイ・サーキットは一年中蒸し暑い地域です。そのためスコールに遭うことが多いので、レインコートを持参するなどの対策をしておきましょう。シンガポールは、マーライオン公園や動物園、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ等観光スポットがたくさんあるので、行った際は観光地を楽しむ事も必須です。